
くらしグッズマガジンのくるくまです。皆様、いかがお過ごしでしょうか。
うちの子が幼稚園に行きはじめて、3ヶ月。さっそく、プール熱(咽頭結膜熱)にかかってしまいました。
今まで、こどもの看病で風邪をもらうことはなかったのですが、感染力の高さからか、あっさり家族全員に広まり、みんなで病院へ向かうのでした。
すごいよ、感染力。(さすが5類感染症)
こどもの代表的な夏風邪ともいわれるプール熱。アデノウィルスが原因で高熱(38~40℃)、咽頭炎(のどの炎症)、結膜炎(目やにや目の充血)が特徴で、鼻水や目やにからも感染します。(飛沫感染 & 接触感染)発生、拡大を防ぐべき感染症に指定されている5類感染症の1つです。
以下にも詳細情報があります。
東京都感染症センター>>咽頭結膜熱 PCF(Pharyngoconjunctival fever)
http://idsc.tokyo-eiken.go.jp/diseases/pcf/
また、生後2週間以内の赤ちゃんの場合、全身感染症となり重症化する恐れがある上、より一層の注意が必要です。(ご兄弟のお子様がいる方は心配ですね。)
我が家では、夫も私も、数日間の高熱、結膜炎症状に苦しみました。(うちの子は高熱と結膜炎症状少し)
特効薬がない & 病状によっては眼科も受診
アデノウィルスは基本的には特効薬がなく、症状を抑える薬などを使いながら自然治癒を待つそうです。しょうがないので、もらった薬+冷えピタ貼って、ビタミンドリンクや栄養ドリンク(ハリーゴールドなど)を飲んで過ごすのでした。
受診した病院で話があったのが、結膜炎の症状がひどく出ることもあり、目のはれや痛みがひどいようであれば、眼科の専門医にも相談してくださいとの話がありました。
結果、数日後、目が真っ赤になった私と夫は、眼科も受診しました。流行性角結膜炎との診断で、(こちらもアデノウィルスによるもの)
なんてこった…、もらった目薬をさして7日間、ようやく目の症状も落ち着くのでした。
お仕事をどうするか
プール熱は、学校保健法に定められている第二種伝染病で、学校機関への勤務にはドクターストップがかかります。
私は、週に1度、学校勤務の非常勤講師の仕事があり、出講停止(別日に補講処理)となりました。
夫は、企業に勤めており、そちらでの対応も大変だったようです。学校機関とは違い、一般企業は出勤停止にはならないため、熱がある間は病欠で休み、その後は、会議や人が多く集まるところには行かず、ずっと仕事の個室にこもって作業していたそうです。
他の方からも、有休や病欠でのお休みをしなくてはならず、大変だったという話を聞きました。
結構熱が高かった期間が長かったので(3〜4日)、同じような症状だと、お仕事への影響もでそうですね。
また、お子様の場合は、症状完治2日後以降から、登校・登園が可能になるそうです。
感染予防について
など、web上に対応策として書かれていました。できるだけ参考にしたいものの、低年齢のお子様がいる場合、高熱で震えれば、側で介抱することを求められることもあるだろうし、鼻水がたっぷりついた手で顔をワシワシ掴まれるもしばしば….。
しっかり予防しましょう!が困難になることもよくあるかと思います。(プール熱は家族内での予防が至難の技との情報もありましたし)ご自宅にこどもが居ない方でもなぜ、今かかってしまったんだろう…、みたいなことがあるかもしれませんね。
まとめに
まとめると、
かかってしまった際のポイント
・プール熱は高い感染力があり、高熱やのどの炎症、結膜炎の症状がでるのが特徴。
・プール熱の原因ともなるアデノウィルスには特効薬がなく、結膜炎については症状によって、眼科も受診した方がよい。
・お仕事については、学校機関に勤めている場合、出勤へドクターストップがかかることが多いため、診断書をとり勤め先に相談、一般企業の方は、病欠や有休がとれるか確認する。
でした。
かかってしまったときは、かかってしまった自分を責めず、人生の休憩だと思ってみんなで横になりましょう!